제목은 [朝鮮引揚げと日本人-加害と被害の記憶を超えて-](明石書店, 2015.12.20)이며,
원저는 [조선을 떠나며 - 1945년 패전을 맞은 일본인들의 최후 -](역사비평사, 2012)입니다.
<목차>
日本の読者ヘ
はじめに――“抑留と脱出”、“送還と密航”の変奏曲
第一章 予期せざる災難、敗戦
一 引き返した朝鮮総督府高官夫人の船
二 わけ知らぬ恐怖の実態
三 銀行窓口に押しかける
四 街頭に溢れる物資
五 敗戦国民の自画像
第二章 四面楚歌の朝鮮総督府
一 冷たい日本政府
二 無能な朝鮮総督府
三 指導部の対立
四 会心の妙策
五 金桂祚(中村一雄)事件と日本人接待婦
六 朝鮮総督府の変身、日本人世話会
七 原罪が呼ぶ報復
第三章 残留と帰還の岐路に立たされた日本人
一 時ならぬ朝鮮語学習会の熱気
二 残留派と帰還派の精力を傾けた戦い
三 港で捕まった水産業界のボス
四 闇船と送還船、何を積んだのか
五 「倭奴掃蕩」を叫ぶ朝鮮人
六 信頼できない占領軍
第四章 抑留・押送・脱出の極限体験
一 入れ墨まみれの「ロスケ」
二 被害を拡大した“現地調達”命令
三 上官の命令に不服従の問題児ソ連軍とその手先
四 連行される者と残された者
五 在住日本人も避けた満州からの避難民
第五章 ひっくり返った世の中を恨んで
一 あべこべの運命
二 初めて体験する集団生活
三 身に染みる暮らしの落差
四 味の素を売る日本人
五 「ロスケマダム」の登場
六 カムチャッカ漁師と労働貴族
七 「マダムダワイ」遊びと大脱出
第六章 母国日本の背信
一 同胞から無視される悲しみ
二 社会的烙印、引揚げ者
三 総理室に配達された二十万通の手紙
四 「戦争被害者」という奇妙な論理
五 体験と記憶の裂け目
第七章 出会いと別れ、そして記憶の食い違い
一 「倭奴」出没騒動の六末
二 親日派の系譜を継ぐ不当な輩
三 もうひとつの報復の悪循環
四 日本人の最後の姿
五 悔恨と懐旧の地、朝鮮
終わりに――加害と被害の記憶を超えて
原注
訳者あとがき